協働事業関連 会報掲載記事




会報182号掲載記事

協働事業プレ展示、スタート!!


1月29日のTOTOMO会員総会を経て、協働事業「身近な図書館づくりプロジェクト」プレ展示の準備が始まりました。 プレでは、腰越や玉縄の各地域で協力してくださる団体の紹介と事業内容を広くお知らせするために、パネルを制作展示することになりました。
協力団体と地域図書館との連絡をTOTOMOで務め、展示物制作の提案や内容のすり合わせ等、また打合せの日程など繰り返し調整し、協働事業の役割分担を一つひとつ確認しつつ進んできました。 開館時間帯での展示作業は、一般の利用者に迷惑をかけるのではと心配しましたが、訪れていた利用者の方々が関心を示してくださり、期せずして協働事業の紹介をする機会となりました。

腰越図書館では、「広町の森を体験しよう!」と題して、図書館近くの自然環境や「認定NPO法人鎌倉広町の森市民の会」の活動などを紹介しています。 図書館司書職員の協力を得て、展示物のほかに関連本や団体が発行してきたチラシ・会報等の収集資料も整理して並べました。 展示に興味を持って立ち止まる方もあり、すでに、関連本も貸出されています。 協力団体の活動日には、そのメンバーがこぞって図書館を訪問してくださったりと、新しい人の流れも出来て早速嬉しい展開になっています。 身近な図書館だからこその成果です。

玉縄図書館では、「―古代から現代まで脈々と息づく―玉縄の歴史と文化を巡る?」と題し、「玉縄歴史の会」制作の写真や地図を展示、関連本も並べています。 また、協力団体の紹介と連続講座「玉縄の歴史と文化」や史跡を巡る会や「憩い宿」でのおはなし会の企画紹介もしています。 まだ展示期間がありますので、足を運んでみませんか。

現在は、平成29年度からの本企画に向けて準備中です。 一つの事業を協力団体、図書館、TOTOMO3者で協働します。 しっかりと連携を取って、地域館の特色を活かした楽しい企画にしていきたいと考えています。 多くのみなさまのご参加をお待ちしています。

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会報180号掲載記事

協働事業「身近な図書館づくりプロジェクト」が採択されました!!


平成 29 年度実施分の図書館との協働事業「身近な図書館づくりプロジェクト」が、9月 25日のプレ ゼンテーションを経て採択されました。

今回 TOTOMO では、地域に根差した活動をしている NPO や市民グループなどと協働することで、 図書館が身近な存在として活用できる場所であることを、広く伝える機会と捉え、協働事業に手を挙げました。 このプロジェクトの目的は、すでに利用している人にとっては、身近な図書館がより広く活用されるよう、また、まだ利用していない人や利用したくてもできない人には「いつでも、誰でも、等しく利用することができる身近な図書館」をアピールしていくことにあります。

5 月 16 日の説明会に TOTOMO から 3 名が参加し、6 月 10 日には申請書を提出しました。
その後、地域館を玉縄と腰越に絞っておおよその企画案をもって、7 月 14 日最初の4者協議に出席しました。 8 月 23 日第 2 回 4 者協議には、具体的な事業内容を詰め予算書の作成までをしていくことになりました。 早速、各地域館の特性を考え事業内容を検討、玉縄地域は「玉縄歴史の会」と「憩い宿」の見学と打合せを実施しご協力いただけることになりました。 。また、腰越地域は鎌倉市市民活動センターの紹介をいただき、「特定非営利法人鎌倉広町の森市民の会」に連絡。最終的には「広町の森市民の会」の理事会を経た上で快諾頂きました。

9月 25 日、市役所第 3分庁舎で公開プレゼンテー ションが行われました。同日同時刻 TOTOMO 企画 の「鎌倉の古道今小路を巡る会」(湘南邸園文化祭 参加事業)と重なり、担当メンバーも 2つに分かれ るという事態になりましたが、当日は図書館から浅 見館長補佐が、TOTOMO からは4名が出席しました。

TOTOMO は、発足以来図書館と数多くのコラボ 事業をしており、2008 年~2010 年には市民提案型 協働事業(図書館振興事業)を経験していることもあって、かなり具体的に企画を提案することが出来 ました。プレゼンでは、図書館と企画の関連性を十分に説明しきれず終えた感がありましたが、続いての図書館の浅見館長補佐からこのプロジェクトの意義をしっかりとした説明でフォローしていただきました。 ただ、審査員の方々からは事業の目的がなかなかイメージできなかった、などの厳しいご意見も あり心配しましたが、結果は「条件付き採択」となりました。条件の中には「人件費について、その単 価及び積算根拠を明確にすること」「地域のNPOや団体と連携を取ることが主目標のようになっている。 いつでも、誰でも、等しく利用することができる身近な図書館作りの推進が目的であるので、その 目的にあった目標を設定すること」等々、時間内に説明しきれなかった内容がありました。 その後いただいた講評には、「市民グループがイベントなどをプロデュースし、団体と図書館とを結びつけながら、 図書館を舞台として市民と図書館を結びつけることは協働事業として意味がある」とあり、意を強くしました。

その後、採択条件や講評を受けて 11 月 24 日には第 3 回目の 4 者協議の時間を設けていただき、「身近な図書館プロジェクト」の意義を確認することが出来ました。 ご協力いただく NPO や市民グループ の方々とイベント活動から図書館への流れが作れるよう、どの地域に住む方々にも「参加したい」「応援 したい」と思っていただけるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。


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