読書会の記録 ー今までにこんな本を読んできましたー


  




TOTOMOの読書会が生まれたのは2004年。今年、満20年となりました。
隔月開催で一回に読む本は平均2冊。
次に何を読むかは、参加者で提案しあいます。
同じ本を読んでも感じ方は人それぞれ。
自由に語り合う喜びと、これまで手に取るきっかけのなかった本との出会いを味わっています。


            
開催日 書名 著者 出版社
1 2004/2/6 『それでも私は旅に出る』  金纓 岩波書店
2 2004/4/9 『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』  
米原万里
新潮社
角川書店
3 2004/6/25 『ミラノ 霧の風景』
『コルシア書店の仲間たち』
『トリエステの坂道』
『地図のない道』
須賀敦子 白水社
文藝春秋
新潮社
新潮社
4 2004/9/24 『懐かしきオハイオ』
『庭の小さなばら』
『メジロの来る庭』
庄野潤三 文藝春秋
講談社
文藝春秋
5 2004/11/26 『黒い雨』
『かきつばた・無心状』
井伏鱒二 新潮社
新潮社
6 2005/1/28 『きらきらひかる』
『神様のボート』
江國香織 新潮社
新潮社
7 2005/3/25 『蒲生邸事件』
『理由』
宮部みゆき 文藝春秋
新潮社
8 2005/5/27 『風濤』
『敦煌』
井上靖 新潮社
新潮社
9 2005/7/29 『沈黙』
『海と毒薬』
遠藤周作 新潮社
新潮社
10 2005/9/30 『樅の木は残った』 山本周五郎 新潮社
11 2005/11/25 『さらば国分寺書店のオババ』
『岳物語』
椎名誠 新潮社
集英社
12 2006/1/27 『博士の愛した数式』 小川洋子 新潮社
13 2006/3/31 『ダイヤモンドダスト』
『阿弥陀堂だより』
南木佳士 文藝春秋
文藝春秋
14 2006/5/26 『雁の寺』
『霧と影』
水上勉 新潮社
新潮社
15 2006/7/28 『流れる星は生きている』
『わが夫 新田次郎』
藤原てい 中央公論新社
新潮社
16 2006/9/29 『夫の息子』
『男の始末』
藤堂志津子 角川書店
講談社
17 2006/11/24 『ビタミンF』
『ナイフ』
重松清 新潮社
新潮社
18 2007/1/26 『鉄道員』
『蒼穹の昴』
浅田次郎 集英社
講談社
19 2007/3/30 『天平の甍』
『あすなろ物語』
井上靖 新潮社
新潮社
20 2007/5/25 『黒船』
『ジョン万次郎漂流記』
吉村昭
井伏鱒二
中央公論新社
新潮社
21 2007/7/27 『西の魔女が死んだ』
『家守綺譚』
梨木香歩 新潮社
新潮社
22 2007/9/21 『中陰の花』
『アミターバ 無料光明』
玄侑宗久 文藝春秋
新潮社
23 2007/12/14 『8月の果て』
『水辺のゆりかご』
柳美里  新潮社
角川書店
24 2008/2/22 『武士の家計簿』
『女性の品格』
磯田道史
坂東眞理子
新潮社
PHP研究所
25 2008/4/25 『謝々!チャイニーズ』 星野博美 文藝春秋
26 2008/5/22 『庭の桜、隣の犬』
『キッドナップ・ツアー』
角田光代 講談社
新潮社 
27 2008/9/19 『手紙』
『半落ち』
東野圭吾
横山秀夫
文藝春秋
講談社
28 2008/12/12 『光る沼』
『青桐』
木崎さと子 新潮社
文藝春秋
29 2009/2/27 『野火』
『ひかりごけ』
大岡昇平
武田泰淳
新潮社
新潮社
30 2009/4/24 『悼む人』
『包帯クラブ』
天童荒太 文藝春秋
筑摩書房
31 2009/6/26 『鴨川ホルモー』
『夜は短し歩けよ乙女』
万城目学
森見登美彦
角川書店
角川書店
32 2009/9/25 『もの食う人びと』
『川の光』
辺見庸
松浦寿輝
角川書店
中央公論新社
33 2009/11/27 『塩の水のほとりで』
『八日目の蝉』
アンジェラ・バーク
角田光代
冬花社
中央公論新社
34 2010/2/26 『ひとりでは生きられないのも芸のうち』
『笹まくら』
内田樹
丸谷才一
文藝春秋
新潮社
35 2010/4/23 『日本語化したキリスト教用語』
『他諺の空似』
岩村信二
米原万里
教文館
光文社
36 2010/6/25 『甘粕大尉』
『八朔の雪』
角田房子
高田郁
筑摩書房
角川春樹事務所
37 2010/8/27 『利己的な遺伝子』
『からだのままに』
リチャード・ドーキンス
南木佳士
紀伊国屋書店
文藝春秋
38 2010/10/29 『遠野物語』
『遠野物語へようこそ』
柳田国男
三浦祐之・赤坂憲雄
岩波書店他
筑摩書房
39 2010/12/17 『青葉繁れる』
『手鎖心中』
井上ひさし 文藝春秋
文藝春秋
40 2011/2/25 『桜田門外の変』
『悪党芭蕉』
吉村昭
嵐山光三郎
新潮社
新潮社
41 2011/4/22 『利休にたずねよ』
『シズコさん』
山本兼一
佐野洋子
PHP研究所
新潮社
42 2011/6/24 『時が滲む朝』
『遠い日の戦争』
楊逸
吉村昭
文藝春秋
新潮社
43 2011/8/26 『右か、左か 心に残る物語ー日本文学秀作選
『無名』
沢木耕太郎編
沢木耕太郎
文藝春秋
幻冬舎
44 2011/10/28 『マウントドレイゴ卿/パーティの前に』
『月と六ペンス』
サマセット・モーム 光文社
新潮社
45 2011/12/9 『白夜を旅する人々』
『夜と霧の隅で』
三浦哲郎
北杜夫
新潮社
新潮社
46 2012/2/24 『彼もまた神の愛でし子か 洲之内徹の生涯』
『高峰秀子の捨てられない荷物』
大原富枝
斎藤明美
ウエッジ文庫
文藝春秋
47 2012/4/27 『正岡子規 言葉と生きる』
『片想い』
坪内稔典
東野圭吾
岩波書店
文藝春秋
48 2012/6/22 『わたしを離さないで』
『白きたおやかな峰』
カズオ・イシグロ
北杜夫
早川書房
河出書房新社
49 2012/8/24 『日の名残り』
『立原正秋』
カズオ・イシグロ
高井有一
早川書房
新潮社
50 2012/10/26 『朗読者』
『口語訳 古事記 神代編・人代編』
B・シュリンク
三浦祐之訳・注釈
新潮社
文藝春秋
51 2012/12/21 『ホビットの冒険』
『女ざかり』
J・R・R・トールキン
丸谷才一
岩波書店
文藝春秋
52 2013/2/22 『聞く力』
『楽園のカンヴァス』
阿川佐和子
原田マハ
文藝春秋
新潮社
53 2013/4/26 『ゆめはるか吉屋信子』
『インパラの朝』
田辺聖子
中村安希
朝日新聞社
集英社
54 2013/6/28 『ある明治人の記録』
『ご冗談でしょう ファインマンさん』
石光真人編著
R・P・ファインマン
中央公論新社
岩波書店
55 2013/8/30 『ミカドの淑女(おんな)』
『あとより恋の責めくれば』
林真理子
竹田真砂子
新潮社
集英社
56 2013/11/15 『柳宗悦 ー「複合の美」の思想』
『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』
中見真理
村岡恵理
岩波書店
新潮社
57 2014/1/31 『天文台日記』
『秋月記』
石田五郎
葉室麟
中央公論新社
角川書店
58 2014/3/28 『心の底をのぞいたら』
『シュリーマン旅行記 清国・日本』
なだいなだ
H・シュリーマン
筑摩書房
講談社
59 2014/5/30 『大地の子』(1)(2) 山崎豊子 文藝春秋
60 2014/8/1 『大地の子』(3)(4) 山崎豊子 文藝春秋
61 2014/10/3 『近代秀歌』
『精霊の守り人』
永田和宏
上橋菜穂子
岩波書店
新潮社
62 2014/12/5 『ハーメルンの笛吹き男』
『無国籍』
阿部謹也
陳天璽
筑摩書房
新潮社
63 2015/2/20 『海辺のカフカ』
『ロング・グッドバイ』(村上春樹訳)
『長いお別れ』(清水俊二訳)
村上春樹
R・チャンドラー
R・チャンドラー
新潮社
早川書
早川書房房
64 2015/5/15 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
『グランド・マザーズ』
村上春樹
ドリス・レッシング
新潮社
集英社
65 2015/7/31 『李陵・山月記』
『怖い絵』
中島敦
中野京子
新潮社
角川書店
66 2015/10/2 『ワイルド・スワン』 ユン・チアン 講談社
67 2015/12/4 『定家明月記私抄』
『等伯』
堀田善衛
安部龍太郎
筑摩書房
文藝春秋
68 2016/2/19 『イヴの七人の娘たち』
『破獄』
ブライアン・サンクス
吉村昭
ヴィレッジブックス
新潮社
69 2016/5/6 『影との戦い』(ゲド戦記Ⅰ)
『キラキラネームの大研究』
ル=グウィン
伊東ひとみ
岩波書店
新潮社
70 2016/7/1 『日本語とはどういう言語か』
『ダブリンで日本美術のお世話を』
石川九楊
潮田淑子
講談社
平凡社
71 2016/9/2 『永遠の旅行者』
『旅をする木』
橘玲
星野道夫
幻冬舎
文藝春秋
72 2016/11/18 『アメリカにいる、きみ』
『風土記の世界』
C・N・アディーチェ
三浦祐之
河出書房新社
岩波書店
73 2017/2/18 『アウシュヴィッツの図書係』
『渡りの足跡』
A・G・イトゥルベ
梨木香歩
集英社
新潮社
74 2017/5/19 『火山のふもとで』
『「私」を受け容れて生きる』
松家仁之
末森千枝子
新潮社
新潮社
75 2017/8/4 『鎌倉夢幻』
『キャスターという仕事』
杉本晴子
国谷裕子
冬花社
岩波書店
76 2017/9/29 『スタンド・バイ・ミー』
『ジェニーの肖像』
山本洋
ロバート・ネイサン
冬花社
東京創元社
77 2017/12/1 『蜜蜂と遠雷』
『モモ』
『図工準備室の窓から』
恩田陸
ミヒャエル・エンデ
岡田淳
幻冬舎
岩波書店
偕成社
78 2018/2/16 『民族選挙のゆくえ』 杉本仁 梟社
79 2018/4/20 『鳥が教えてくれた空』
『極上の流転』
『おらおらでひとりいぐも』
三宮麻由子
村松友視
若竹千佐子
集英社
中央公論新社
河出書房新社
80 2018/6/15 『昭和史 1926-1945』
『荒地の恋』
半藤一利
ねじめ正一
平凡社
文藝春秋
81 2018/8/17 『バカの壁』
『往復書簡』
『ビルマの竪琴』
養老孟司
湊かなえ
竹山道雄
新潮社
幻冬舎
新潮社
82 2018/10/19 『潜水服は蝶の夢を見る』
『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』
ジャン=ドミニック・ボービー
内田洋子
講談社
方丈社
83 2018/12/7 『銀河鉄道の父』
『日日是好日』
『朝鮮と日本に生きる』
門井慶喜
森下典子
金時鐘
講談社
新潮社
岩波書店
84 2019/2/15 『ナガサキの郵便配達』
『科学者はなぜ神を信じるのか』
ピーター・タウンゼンド
三田一郎
SUPER EDITION
講談社
85 2019/3/29 『魔女の1ダース』
『柿の種』
米原万里
寺田寅彦
新潮社
岩波書店
86 2019/5/24 『ジヴェルニーの食卓』
『デフ・ヴォイス』
原田マハ
丸山正樹
集英社
文藝春秋
87 2019/7/26 『82年生まれ、キム・ジヨン』
『城の崎にて』
チョ・ナムジュ
志賀直哉
筑摩書房
新潮社ほか
88 2019/9/27 『詩の誕生』
『追悼の達人』
大岡信・谷川俊太郎
嵐山光三郎
岩波書店
中央公論新社
89 2019/11/22 『この人から受け継ぐもの』
『山中放浪』
井上ひさし
今日出海
岩波書店
中央公論新社
90 2020/1/31 『洟をたらした神』
『仏教抹殺』
吉野せい
鵜飼秀徳
中央公論新社
文藝春秋
91 2020/9/25 『三つ編み』
『植物はすごい』
レティシア・コロンバニ
田中修
早川書房
中央公論新社
92 2020/11/13 『太平洋食堂』
『羊と鋼の森』
柳広司
宮下奈都
小学館
文藝春秋
93 2021/5/28 『ノンちゃん雲に乗る』
『言葉と歩く日記』
石井桃子
多和田葉子
福音館書店
岩波書店
94 2021/8/6 『密やかな結晶』
『八月の光・あとかた』
小川洋子
朽木祥
講談社
小学館
95 2021/10/6 『ながい旅』
『渦』
大岡昇平
大島真寿美
角川書店
文藝春秋
96 2021/11/26 『海の沈黙・星への歩み』
『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ヴェルコール
ブレイディみかこ
岩波書店
新潮社
97 2022/4/22 『カテリーナの旅支度』
『六月の雪』
内田洋子
乃南アサ
集英社
文藝春秋
98 2022/6/24 『見えない都市』
『モオツァルト・無常という事』
イタロ・カルヴィーノ
小林秀雄
河出書房新社
新潮社
99 2022/8/26 『悲しみの秘儀』
『目の見えない白鳥さんとアートを見に行く』
若松英輔
川内有緒
文藝春秋
集英社
100 2022/10/28 『紙の動物園』
『詩の心を読む』
ケン・リュウ
茨木のり子
早川書房
岩波書店
101 2022/12/23 『街道をゆく42 三浦半島記』
『黄色い雨』
司馬遼太郎
フリオ・リャマサーレス
朝日出版
河出書房新社
102 2023/2/24 『鎌倉 花和尚独語』 大下一真 冬花社
103 2023/4/28 『向田邦子ベスト・エッセイ』
『文にあたる』
向田和子編
牟田都子
筑摩書房
亜紀書房
104 2023/6/23 『お探し物は図書室まで』
『一気読み世界史』
青山美智子
出口治明
ポプラ社
日経BP
105 2023/9/22 『朝のあかり 石垣りんエッセイ集』
『カレーの時間』
『闘う図書館』
石垣りん
寺地はるな
豊田恭子
中央公論新社
実業之日本社
筑摩選書
106 2023/11/24 『図書館のお夜食』
『女ことばってなんなのかしら?』
原田ひ香
平野卿子
ポプラ社
河出書房新社
107 2024/1/26 『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』
『とりつくしま』
内山節
東直子
講談社
筑摩書房
108 2024/3/22 『サキの忘れ物』
『未完の天才南方熊楠』
津村記久子
志村正幸
新潮社
講談社
109 2024/5/24 『青い壺』
『52ヘルツのクジラたち』
有吉佐和子
町田その子
文藝春秋
中央公論新社
110 2024/7/19 『神様のカルテ』
『初ものがたり』
『夏草冬濤』
夏川草介
宮部みゆき
井上靖
小学館
新潮社
新潮社